満19歳以上の男子に兵役義務の徴兵制度が施行されている韓国では、正当な理由なしに海外で長期滞在するなどして兵役逃れをする男子のリストをネットで公開する兵役法改正案がことし7月から施行されます。
この改正案は去年暮れに発効され、ことし7月から施行されるもので、当事者に個別に告示し、6か月経過した後も兵役義務を履行しない場合は、審査を経て兵務庁のホームページに名前などを公開するというものです。
公開の対象となるのは、海外での不法滞在者や、徴兵身体検査忌避者などです。 現在の兵役法では満37歳までの男子に兵役の義務が課せられていますが、兵役逃れのため海外で長期に不法滞在している男子は800人あまり、国内では500人あまりに上っているということです。