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襲撃受けたリッパート駐韓大使が退院

Write: 2015-03-10 14:56:43

ソウル市内で5日に刃物で襲われて重傷を負い入院していたリッパート韓国駐在アメリカ大使が、10日午後退院しました。
リッパート大使は、退院に当たっての記者会見で、「朴槿恵(パク・クネ)大統領や韓国国民の声援に感謝する」と語りました。
また、リッパート大使は、「韓国に対する愛情はさらに深まった。力強い両国関係のため、早く業務に復帰したい」としたうえで、韓国語で「雨降って地固まる」と述べました。
警護の態勢を聞く記者の質問に対しては、「通常、警護の手続きについては公開しないものだ。今後の警護については、ワシントンの専門家と相談することになるだろう。だが、韓国ではとても安全だと感じている」と答えました。
また、事件が起きたときの状況を聞く質問に対しては、「いま捜査中で、事件について述べるのは時期尚早だ」と述べるに止めました。
リッパート大使は、5日、果物ナイフを持った男に顔と手首を切りつけられ、ソウル市内の大学病院で2時間半に渡って手術を受けたあと、入院して治療を受けていました。
現在、顔の傷は痛みがなく、手首の傷については、やや痛みが残っているということですが、回復には問題がなく、現在、血圧、体温ともに正常だということです。
治療に当たった病院によりますと、治療はまだ終わらず、医療スタッフが週末ごろ大使官邸を訪れ、傷の状態を確認するということです。腕を固定したギプスを取り外すのは3~4週間後になるということです。

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