朴槿恵大統領は23日、大統領府青瓦台でニュージーランドのジョン・キー首相と首脳会談を行ないました。
両首脳は会談で、経済・通商分野だけでなく、文化交流、人的交流を拡大するなど、実質的な協力関係を強化していくことで一致しました。
また、韓半島情勢と関連して、国連などの国際舞台で協力を強化していくことでも合意しました。
一方、両国はこの日、去年11月に交渉が妥結したFTA=自由貿易協定に正式に署名しました。
朴槿恵大統領は自由貿易協定の署名について、経済・通商分野だけでなく、多様な分野の協力を拡大する重要な契機になったとし、キー首相は、両国が多くの恵沢を受け、ともに発展できる土台ができたとしました。
自由貿易協定が発効すれば、ニュージーランド側は輸入額ベースで92.0%、韓国側は48.3%について即時に関税を撤廃します。
大統領府青瓦台の関係者は、首脳会談を通じて両国の友好協力関係がさらに強固になり、自由貿易協定の署名で経済・通商分野の協力関係が一層緊密になるだろうとしました。