朴槿恵大統領は世界的な水不足の問題と関連して、問題解決のために科学技術を積極的に活用する方向で国際社会がともに取り組んでいくべきだとしました。
朴大統領は12日、大邱市で開かれた第7回世界水フォーラムの開会式のあいさつで、水不足の問題は人類の共通の課題だとしたうえで、国際社会はより積極的で実質的な協力を進めていく必要があるとしました。
また、問題解決のためには科学技術を積極的に活用する必要があるとして、韓国は水の管理と関連した技術を開発途上国に支援する「Kウォータープログラム」を進めていく考えを示しました。
さらに、国際紛争の多くは一つの河川を複数の国家で共有する国際河川が発端になるケースが多いと指摘し、南北が共有河川を共同で管理する方法を探り、それを通じて南北間の関係改善を進めていきたいとしました。