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朴大統領 沈没事故から1年で彭木港訪問

Write: 2015-04-16 14:31:07

旅客船「セウォル号」の沈没事故から丸1年となる16日、朴槿恵(パク・クネ)大統領は事故海域付近である南西部の珍島(チンド)・彭木(ペンモク)港を訪れ、犠牲者を追悼するとともに、可能な限り早いうちに船体引き揚げに乗り出すとする国民向け談話を発表しました。
談話で、朴大統領は、「船体の引き揚げに向けて真剣に準備しなければならないと思う。必要な手続きを迅速に進め、可能な限り早いうちに船体引き揚げに乗り出す」としています。
また、朴大統領は、「事故の苦しみを乗り越え、新しい韓国をつくっていく道を歩み出すよう、切にお願いします。私たちは、この1年間の悲しみと失望に挫折し、立ちすくんでいるわけにはいきません。みんなで立ち上がり、安全な国づくりに力を結集しなければなりません」と呼びかけました。
これに先立って、朴大統領は6日に開かれた首席秘書官会議で、セウォル号の船体の引き揚げに関連し、「積極的に検討する」としているほか、真相究明のための特別調査委員会の規模が縮小し、委員会の独立性を損なう恐れがある内容が含まれているとして、遺族が撤回を求めているセウォル号特別法施行令案については、「円満な解決」を指示しています。
一方、行方不明者の家族らは、政府の対応に抗議して、ペンモク港の焼香所を閉鎖し、朴大統領が到着する前に港を去っていました。

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