韓国で初めてのモノレールとなる大邱(テグ)都市鉄道3号線が23日、開通しました。
開通したのは、大邱都市鉄道3号線で、23日から市内の子ども会館で市民ら1000人あまりが出席し、開通式が行なわれました。
大邱都市鉄道3号線は、車両が高架の上に設けられた幅の広いコンクリート製の線路をまたいで走るモノレールで、3両編成の無人運転システムとなっています。
大邱市は、事業費1兆5000億ウォンを投じて、2009年6月から工事を進めてきたものです。
時速70キロで走り、漆谷慶大(チルゴクギョンデ)病院駅から市内を南下し、そのあと東に進んで龍池(ヨンジ)駅までの24キロの区間を46分で結びます。
大邱市は、3号線の開通によって、移動時間の短縮、公共交通機関の利用拡大などの効果をあげられるほか、大邱の新たな観光資源になるものと期待しています。