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三星電子 李在鎔副会長時代に移行してから1年

Write: 2015-05-11 11:20:45

三星電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長が心筋梗塞で倒れてから1年、グループ全体の経営を率いている長男の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長の手腕に関心が寄せられています。
李健熙会長が倒れたあと、三星電子の業績は悪化、李在鎔副会長が李健熙会長の存在感をカバーできないのではないかと懸念する声もありましたが、李在鎔副会長はこの1年、収益性が劣る四つの系列会社を売却、去年10月には15兆6000億ウォン、およそ1兆6000億円を投じて世界最大規模の新工場を建設すると発表するなど、投資を継続しています。
また、半導体部門はことし第1四半期の営業利益が5兆9800億ウォン、およそ6666億円と増加に転じ、中国勢との競争激化で去年第2四半期決算で減収減益となったスマートフォンの販売は最近、世界販売シェア1位に返り咲くなど、業績が改善しています。
この1年、それなりの成果を収めた李在鎔副会長ですが、将来的に収益性を確保できる事業については、これといった進展がないとの指摘も出ています。
李健熙会長は去年5月10日に急性心筋梗塞で倒れて入院、治療を受けていますが、意思疎通などはできない状態です。

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