韓国で、「マーズ」=中東呼吸器症候群(MERS)に感染した人が新たに2人確認されました。
韓国保健福祉部の疾病管理本部は28日、最初の感染者と3日間同じ病棟に入院していた71歳の男性と、その病院に勤めている医療スタッフの28歳の女性の感染を確認したと発表しました。
韓国では20日に最初の感染者が確認されましたが、これで感染者は7人となりました。
保健当局は、これまで感染が確認された患者は、いずれも最初の感染者から感染した2次感染で、いまのところ、2次感染者からさらに感染した患者は確認されていないと説明しています。
疾病管理本部は、最近中東地域から帰国した20代の女性が高熱などの症状を訴え、検査しましたが、感染の疑いがないことが確認されました。