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MERS 韓国国内感染者2人死亡

Write: 2015-06-02 11:01:58

マーズ=中東呼吸器症候群(MERS)の感染者2人が死亡しました。
韓国で、マーズ感染による死亡の報告は初めてです。
保健福祉部によりますと、京畿道(キョンギド)の病院で喘息による呼吸混乱で治療を受け、1日、亡くなった58歳の女性の遺伝子検査を行った結果、マーズ感染者であることがわかったということです。
この女性は先月15日から3日間、マーズに最初に感染した患者と同じ病棟にいたとされていて、その後、容態が悪化していました。
保健福祉部の関係者は、この女性は、持病の喘息や内分泌系疾患に、マーズの症状が重なり、容態が悪化し死亡したものと見られると話しています。
また国指定の隔離病棟で治療を受けていた6人目のマーズ感染者で、71歳の男性が2日、死亡しました。
この患者は、最初に感染した患者と同じ病棟に入院していたところ、28日、マーズに感染していることが確認され、国指定の隔離病棟に運ばれ、治療を受けていました。
この患者も持病の腎臓病が免疫力の低下につながり、マーズに感染したものとみられます。
一方、保健福祉部は、6人の感染が新たに確認されたと明らかにしました。
このうち4人は、最初の感染者と同じ病院に入院していた患者や家族ですが、残りの2人は、16人目の感染者と接触した人で、最初の患者から感染した人物を介し、さらに感染が広がる「3次感染」だということです。
マーズに感染したことがわかった患者は、これまで25人、死亡者は2人となります。

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