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干ばつでダムを連係運営 漢江水系

Write: 2015-06-11 13:11:29

ソウルなど中部地方で干ばつが続き、首都圏の主な水源である漢江(ハンガン)水系のダムの貯水量が大幅に減っていることから、発電用ダムの水を農業用水などに回す非常連係運営が11日から始まりました。
国土交通部は、長引く干ばつで減っている用水を確保するため、11日から多目的ダムである漢江水系の江原道(カンウォンド)の昭陽江(ソヤンガン)ダムと、忠清北道(チュンチョンブクド)の忠州(チュンジュ)ダムの2つのダムと、漢江水系の発電ダムを、互いに連係して運営することを始めました。
連係運営は、漢江水系の多目的ダムから供給していた用水の一部を、発電用のダムが代わって供給するもので、こうした干ばつによる用水の非常連係運営は今回が初めてです。
漢江水系の今年の降水量は、平年に比べて61%にとどまっており、昭陽江ダムと忠州ダムでは、貯水率がいずれも30%を下回っています。
国土交通部は、今回の連係運営によって、多目的ダムの農業用水の削減が必要な時期を、最大で21日ほど遅らせることができると期待しています。

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