マーズによる内需低迷を受けて、政府と与党セヌリ党は1日、政府与党連絡会議を開き、景気のテコ入れ策として、およそ15兆ウォンの追加補正予算を編成する計画をまとめました。6日までに国会に提出し、20日の国会本会議で成立を目指す方針です。
追加補正予算案は、歳入と歳出それぞれ5兆ウォンのあわせて10兆ウォンと、各種基金の変更を通じて5兆ウォンを補強するものです。
政府与党は、追加補正予算を、マーズの影響で経営難に陥った病院の損失を補助するほか、公共病院や陰圧・隔離病床の拡充に当てる計画です。
また、外国人観光客の減少で被害を受けた観光業界や中小企業への資金支援を拡大させることにしています。