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韓中 観光正常化に合意

Write: 2015-07-15 11:31:56

マーズ=中東呼吸器症候群の感染拡大で、韓国を訪れる中国人観光客が著しく減ったことについて、韓国と中国の政府が観光面での交流と協力を拡大することで合意しました。
観光業界によりますと、マーズの感染拡大にともなって、韓国旅行を取り止めた中国人観光客は6月末現在、平年の半数以下に減ったほか、7月と8月のシーズン中も、去年より8割近く減る見込みだということです。
これを受けて、韓国の金鍾德(キム・ジョンドク)文化体育観光部長官は、14日、北京で中国の李金早国家観光局長と会談し、観光面での交流と協力を拡大することで一致しました。
具体的には、今月20日に500人規模の官民合同の交流団を北京に派遣し、中国人観光客を呼び寄せるための政府間協議や観光業界との交流会を開くことにしています。
会談のなかで、金鍾德文化体育観光部長官は、「今月末か来月初め頃、マーズの終息宣言を期待できる」として、中国政府の協力を要請しました。
これに対して、李金早国家観光局長は、「複数の国が自国民に対して韓国旅行を自粛するよう呼びかけたが、中国は特段の措置を取らなかった。中国は、韓国政府の防疫措置を信頼している」と応じたということです。

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