中東呼吸器症候群の拡大に関連して、部分閉鎖されていた三星ソウル病院が20日から患者の診療を再開することになりました。
三星ソウル病院は大量の院内感染が発生したため、集中管理病院に指定されて、先月13日から部分閉鎖措置が取られ、患者の診療を中断していました。
ソウル市は、病院内の施設を検査した結果、異常な点は発見されず、診療再開が可能だと判断し、集中管理病院の指定を解除することにしたとしています。
三星ソウル病院は、まずは再診の患者の診療を再開し、来月から新規患者の診療も再開するとしています。
これまで三星ソウル病院を含めて15の病院が集中管理病院に指定されましたが、三星ソウル病院の指定が解除され、すべての病院の指定が解除されました。
一方、MERSコロナウィルスの新たな感染者は15日連続で出ておらず、これまでの感染者は186人のままとなっています。
このうち完治した人は136人です。