サングラスやマスクなどで顔を隠した人はATM=現金自動預け払い機での現金の引き出しができなくなります。 早ければことし10月から実施されます。
金融監督院が17日、発表したところによりますと、電話やネット上で知人を装いお金を騙し取る振り込め詐欺などによる被害を防ぐために、 金融監督院は、ATMに顔認識システムを取り入れ、サングラスやマスクなどで顔を隠した人には現金の引き出しができなくするということです。
金融監督院は、金融機関との技術的な検討などを経て、10月にも実施する方針です。
また口座に現金が振り込まれた場合、振り込んでから少なくとも30分たってからATMから引き出せるようにしている「遅延引き出し制度」の対象額を来月2日からは、いまの300万ウォン以上から、 100万ウォン以上に強化することにしました。
一方、振り込め詐欺の被害額はことし上半期に、去年の下半期に比べて70億ウォンあまり減って、およそ990億ウォンでした。