朴槿恵(パク・クネ)大統領が来月初めに、中国北京で行われる抗日戦勝記念行事に出席することになりました。
大統領府青瓦台の朱鉄基(チュ・チョルギ)外交安保首席秘書官が20日、定例会見で発表したところによりますと、朴槿恵大統領は、中国の習近平国家主席の招きで来月3日に北京で行われる抗日戦勝記念行事に出席するため、来月2日から4日までの日程で中国を訪れるということです。
ただ、朴大統領が、記念行事で中国の軍事力を誇示するために行われる軍事パレードに出席するかどうかは、まだ決まっていないということです。
韓国は、北東アジアの覇権をめぐって中国と対立するアメリカを意識し、慎重に検討する方針です。
訪問期間中には、習国家主席との韓中首脳会談が行われる見通しで、会談が行われれば、安倍晋三首相の戦後70年談話の発表を受けての韓日中首脳会談の開催について話し合うことになりそうです。
今回会談が実現すれば、朴大統領の就任以来、習国家主席との会談は6回目となります。
一方、朴大統領は、来月4日に上海で開かれる大韓民国臨時政府庁舎のオープン式に出席する方向で日程の調整を進めているということです。