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朴大統領 ユーラシア・イニシアチブ構想の重要性を強調

Write: 2015-09-10 13:25:31

朴槿恵(パク・クネ)大統領は10日、ユーラシアの一体化の重要性を強調し、域内国家の協力を呼びかけました。
朴大統領は10日午前、ソウル市内のホテルで開かれた「ユーラシア交通物流国際シンポジウム」の開幕式で祝辞を述べました。
そのなかで、「世界人口の75%とGDP=国内総生産の60%を占めるユーラシア地域は、無限の可能性を秘めている大陸だ。その無限の可能性を現実化するためには、ユーラシアにおける交通物流ネットワークを連結することが何よりも重要だ」と強調しました。
そのうえで、「域内諸国がビジョンと計画を共有し、それを支えるインフラ・プロジェクトが相互有機的に推進されるとき、初めて実現可能になる」と述べ、ユーラシア・ネットワークに関する共同研究を行う専門家グループを立ち上げ、その最初の会議を来年上半期に韓国で開催することを提案しました。
朴大統領は、2013年に、交通、通信ネットワークをつなぎ、ユーラシアの国を一つにまとめ、新たな経済・社会的付加価値の創出や平和基盤の構築を目指すユーラシア・イニシアチブ構想を発表し、その具体化に向け、去年10月のASEM=アジア・ヨーロッパ会議の首脳会議で、今回のシンポジウムの開催を提案していました。
シンポジウムは、9日から3日間行われ、ユーラシア各国などおよそ50か国の政府代表や国際機関関係者、専門家らおよそ500人が出席し、ユーラシア・イニシアチブ構想の実現に向けた交通・物流分野の国際化について議論しています。

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