ソウル地下鉄1~4号線を運営するソウルメトロのコンピューターサーバが去年、北韓と推定される組織によってハッキングされたことが分かりました。
与党セヌリ党の河泰慶(ハ・テギョン)議員が5日、明らかにしたものです。
河泰慶議員は、ソウルメトロから受け取った資料をもとに、ソウルメトロのコンピューターサーバーが昨年3月から7月にかけてハッキングされ、業務用コンピューター56台が悪性コードに感染したと明らかにしました。
ただ、これらのコンピューターは総合管制所などのネットワークとは分離されていて、地下鉄の運行には支障がなかったということです。
このハッキングは、2013年に大手銀行の電算網が麻痺したときと同じ手口が使われ、北韓と関連がある組織によるものと推定されるということです。