景気回復に対する消費者の期待を示す消費者心理指数が、10月は105となり、マーズ=中東呼吸器症候群が流行する前の水準に回復しました。
消費者心理指数は、消費者の景気回復への期待を指数化したもので、100を上回ると景気が上向くとみる人が多く、100を下回ると景気が下向くと考える人が多いことを示しています。
韓国銀行が27日にまとめたところによりますと、10月の消費者心理指数は105で、先月に比べて2ポイント上昇しました。
消費者心理指数は、マーズ流行の影響で5月の105から6月には99に下落したものの、7月から3か月連続で上昇し、10月は流行前の水準まで回復しました。
また景気の状況を判断する認識が大幅に改善して、現在の景気判断指数は先月より8ポイント上昇して81となり、この1年1か月間で最も高くなっています。