韓国銀行は12日、金融委員会を開き、政策金利を現行の年1.5%に据え置くことを決めました。
政策金利はことし6月に、これまででもっとも低い年1.5%に引き下げられて以来、5か月連続の据え置きとなっています。
今回の決定は、アメリカのFRB=連邦準備制度理事会が来月、利上げに踏み切る可能性が出ていることや、先月の韓国の家計負債の増加幅が9兆ウォンと、これまででもっとも多くなったことなどを踏まえ、金融市場を見極める必要があると判断したためととみられます。
輸出不振が続き、中国の景気減速の可能性が大きくなっているだけに、今後、韓国銀行が政策金利をさらに引き下げる可能性もあります。