週明けの16日、ソウル株式市場は週末のパリ同時テロの発生を受けて、株価は続落、30.27ポイント下落した1943.02で取引を終えました。
16日の総合株価指数は先週金曜日に比べて27.33ポイント下落した1945.96で取引が始まり、一時1950を回復しましたが、外国人投資家と機関投資家がともに売りに回り、下げ幅を拡大し、30.27ポイント下落した1943.02で取引を終えました。
旅行関連銘柄の中には7%以上下落した銘柄もありました。
アナリストは、アメリカの利上げに対する不安にテロまで重なって、外国人と機関がともにリスク回避のために売りに転じたとしました。
この日は、日経平均や上海総合、香港ハンセンなど、アジア各国の株価も軒並み下落しました。
一方、パリ同時テロは為替市場にも影響を及ぼし、ソウル外国為替市場では、アメリカの利上げに対する憂慮やテロの影響で、リスク回避のためのドル買いが続き、ドルに対するウォン相場は1ドル=1174ウォン10銭までウォン安が進みました。