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朴大統領 世界的な金融不安への対応を強調

Write: 2015-11-17 14:32:05

朴槿恵(パク・クネ)大統領は16日、トルコ南部のアンタルヤで開かれたG20=主要20か国・地域首脳会議で、世界的な金融不安への対応の重要性を訴えました。
このなかで、朴槿恵大統領は、「最近、先進主要国が異なる方向の通貨政策を取っていることが金融市場の変動性の増大につながり、新興国からの資金流出が拡大している。先進国の通貨政策は、慎重かつ緩やかに調整されるべきで、市場の安定に向けてG20、主要20カ国が積極的に対応しなければならない」と強調しました。
また、朴大統領は、「グローバル金融市場の不安に備え、グローバル金融安全網が必要だ」と述べ、次回会議の議長国を務める中国に対し、具体的かつ実行力のあるアクションプランを講じるよう求めました。
朴大統領は、さらに、今回のG20首脳会議で合意された多国籍企業の租税回避を防ぐための国際課税ルール「BEPS(税源浸食と利益移転)行動計画」に支持を表明し、韓国も国際社会の租税改革に積極的に参加する考えを示しました。
G20首脳会議は16日、「全てのテロ行為やその手段、慣行を明確に非難する」と強調する対テロ声明と、首脳宣言を採択して閉幕しました。
朴大統領は、首脳会議のあと、アンタルヤを発ち、17日にフィリピン・マニラに到着しました。
朴大統領は、「包摂的な経済を構築し、より良い世界の建設を」をテーマに18日から開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議首脳会議に出席し、地域経済の統合や持続可能な共同体の建設などについて、各国の首脳と意見を交わすことになっています。

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