パリを訪れている朴槿恵(パク・クネ)大統領は、韓国時間の1日夜、ユネスコ本部で演説し、パリで最近起きた同時テロのような暴力的極端主義の悪循環を根本的に解決するため教育の重要性を強調しました。
朴槿恵大統領はこの日、韓国の大統領として初めてユネスコ本部で演説し、「暴力的極端主義の悪循環を断ち切るためには、世界市民教育をより一層強化する必要がある」と述べ、平和のとりでを築くため教育の重要性を強調しました。
朴大統領はまた、北韓の核問題に触れ、「特定の国による平和への脅威は国際社会全体の脅威の要因になっている」と指摘し、「韓半島の平和統一で北韓の核開発や人権問題を解決しなければならない」と述べました。
さらに、朴大統領は、「世界平和と発展のため韓国とユネスコの協力がますます重要になっている」として、向こう15年間、開発途上国における子供の教育や科学技術の発展に向けた協力をより一層拡大していく考えを表明しました。