第3四半期のGDP=国内総生産が5年ぶりに最も高い伸び率となり、国民総所得も増加に転じました。
韓国銀行が3日に発表したまとめによりますと、第3四半期の実質GDPの伸び率は1.3%で、2010年第2四半期の1.7%以来、5年ぶりに最も高い伸び率になりました。
GDPの伸び率はここのところ0%台にとどまっていて、1%台を回復したのは6期ぶりです。
産業別では、農林漁業や建設業が5~6%台の伸びとなり、製造業は液晶ディスプレイや船舶などは不振だったものの、半導体や携帯電話はそれなりに好調で、全体としては0.1%の伸びとなりました。
一方、第3四半期の実質国民総所得は381兆1000億ウォンで、前の期に比べて1.4%の増加となりました。
実質国民総所得の伸び率は第1四半期に4.2%と5年9ヶ月ぶりに最も高い伸び率となりましたが、第2四半期にはー0.1%とマイナスに転じ、今回再び増加に転じました。