朴槿恵(パク・クネ)大統領は5日、「残る任期の間、国と国民のためにできることはすべてやる」と決意を述べました。
朴槿恵大統領は、5日に開かれたことし最初の閣議で、閣僚に対して経済の活性化と国の革新の具体的な成果を国民に示めすことができるよう努力することを呼びかけ、「残る任期の間、国と国民のためにできることはすべてやる。今年は4大構造改革を成功裡に終わらせ、持続可能な成長の土台を築かなければならない」と強調しました。
朴大統領はまた、「政府の行政権と国会の立法権は、国民から委任されたものであるため、責任ある姿勢で奉仕しなければならない」と述べ、労働改革と経済活性化に向けた関連法案の国会での成立に向けて力を結集するよう求めました。
朴大統領は、さらに、ことし1月から3月までの第1四半期に内需回復に向けた対策を集中的に実施することや、ライフサイクルに合わせた福祉政策の展開、国の防衛力の強化などを今年の主な国政課題としてあげ、全力で取り組むよう指示しました。
朴槿恵大統領は、任期の中間点を過ぎて残り任期がほぼ2年2か月となっています。