中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの新たな感染者は3日までに488人が確認され、累計で12万3728人になりました。
土日で検査数が少なかったこともあって、1日の新たな感染者数は1週間ぶりに500人を下回りました。
新たな感染者488人のうち、国内での感染は465人で、海外からの入国者は23人でした。
地域別に見ますと、京畿道(キョンギド)が129人でもっとも多く、続いてソウル123人、慶尚南道(キョンサンナムド)44人、慶尚北道(キョンサンブクト)31人などと、済州道(チェジュド)を除くすべての市道で新たな感染者が確認されました。
死者は1人増えて、合わせて1834人になり、韓国の致死率は1.48%になりました。
首都圏以外での感染者の割り合いが40%を超え、全国的な広がりを見せているうえ、「子どもの日」や「父母の日」などが続く5月を迎えたことで、家族の集まりなどイベントが増えることが予想され、油断はできません。
政府は、感染拡大を最大限抑えるため、いまの「社会的距離の確保」のレベルと、5人以上の集まりを禁じる措置を今月23日まで、3週間延長しました。