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来月まで1万床拡充 公共病院を新型コロナ専門病院に

Write: 2021-12-22 14:48:26

Thumbnail : YONHAP News

新型コロナウイルスの重症患者の急増によって病床がひっ迫しているなか、政府は、1日に1万人の感染者が発生しても対応できるよう病床を確保すると明らかにしました。
公共病院のベッドを空けて新型コロナの感染者を集中治療できるようにするなど、1か月以内に1万床以上増やす計画です。
また、現在確保している中等症以上の患者のための病床は1万5000床ですが、これにさらに7000床を追加して増やす計画です。
全国の生活治療センターのベッド数は1万7000床ですが、来月までにさらに2400あまり増やして合わせて2万人近くまで収容できるようにする方針です。
金富謙(キム・ブギョム)国務総理は、22日に開かれた中央災害安全対策本部の会議で、1日に1万人以上の感染者が発生しても対応できるよう病床を拡充すると話しました。
具体的には、国立中央医療院とソウル医療院など一部の公共病院を、新型コロナの治療を担当する専門病院にシフトするということです。
また、限界に達している重症患者向け病床を確保するため、ソウル大学など全国の国立大学病院でも重症患者向け病床を追加で300床確保する計画です。
金総理は、軍医官と公衆保健医師をまず配置するなど、保健医療スタッフの支援も約束しました。
そして、重症患者の治療のための教育を終えた看護師を直ちに現場に投入する一方で、医療スタッフに対する人件費支援もさらに強化するとしました。
政府はまた、万が一に備えて1日1万5000人の感染者にも対応できる対策を事前に準備すると明らかにしました。
一方、政府の感染防止対策「社会的距離の確保」については、対策を強化してまだ5日目のため、感染拡大の勢いが収まっているか判断するのは難しい状況だとしました。
新型コロナの感染者は22日午前0時までに、新たに7456人が確認されました。 重症患者は41人増えて過去最多の1063人となりました。
重症患者向け病床の使用率は79%で、首都圏では85%台となっています。首都圏で病床を待っている患者は493人です。

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