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日本の輸出管理強化から2年 素材・部品・設備分野の対日依存度が大きく低下

Write: 2021-07-01 11:44:50

Thumbnail : YONHAP News

日本による韓国向け輸出管理強化が施行されてから2年が経ち、素材・部品・設備分野の中核品目における韓国の対日依存度は大きく低下したことがわかりました。
産業通商資源部は1日、日本の輸出管理強化から2年が経つのを機に、素材・部品・設備分野における競争力強化の成果をまとめました。
それによりますと、輸出管理強化の対象となった3品目(フッ化水素、フッ化ポリイミド、レジスト)の対日依存度が大きく低下しました。
ことし1月から5月までのフッ化水素の輸入額は460万ドルで、2019年の同じ期間の2840万ドルに比べて83.6%減りました。
フッ化ポリイミドは、代替材料のUTG=超薄膜強化ガラスの採用によって日本からの輸入は事実上、ゼロとなりました。
また、レジストは、ベルギー産の輸入が12倍に増えるなど特定の国家に対する依存が弱まりました。
100大中核品目でも対日依存度はこの2年間で31.4%から24.9%へと6.5ポイント減少しました。
素材・部品・設備分野全体でも対日依存度は16.8%から0.9ポイント減少し、15.9%になりました。
一方で、中国からの輸入の割り合いも3.1ポイント減り、供給網の多角化に進展があったと産業通商資源部は評価しています。
また、政府レベルでの支援や企業間の協力により、この分野の中小・中堅企業の成長にも弾みがついたということです。
素材・部品・設備分野の上場企業全体のことし第1四半期の売り上げは、2019年第1四半期に比べて20.1%増加し、上場企業全体の平均(12.7%)を大きく上回ったほか、この分野の貿易収支の黒字の規模も産業全体の2.69倍に達しました。

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