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大韓・アシアナの結合 公取委が条件付き承認

Write: 2021-12-30 14:33:03

Thumbnail : YONHAP News

大韓航空とアシアナ航空の企業結合について、韓国の公正取引委員会は29日、条件付きで暫定的に承認しました。最終決定は来年2月になる予定です。
公取委がまだ確定していない審査報告書の内容を公開するのは、極めて異例のことです。
大韓航空とアシアナ航空に、系列会社のジンエアー、エア釜山、エアソウルの5つの航空会社の運航路線は、合わせて250路線に上り、両社の結合によって独占状態となる路線が発生します。
公取委は、これを受けて2つの措置を取りました。
まず、航空機が特定の時間帯に空港を利用できる権利「スロット」を一部返納する条件をつけました。
返納されたスロットを別の航空会社に渡し、占有率を低くするのがねらいです。
また海外路線の権利も一部返納させて、国内の航空会社に再配分する方針です。
さらに、別の航空会社の参入が簡単ではないという点を考慮して、当分は運賃の引き上げを制限し、路線数を減らせないようにしました。
これについて大韓航空は、路線別の内容を綿密に検討し、公取委に意見を提出すると明らかにしました。
また、国内の審査が終わったあと、最終的な承認を受けるには、アメリカやEU=ヨーロッパ連合、日本や中国など7つの国と地域の当局の審査をパスする必要があります。

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