| 北韓 遠心分離機を追加設置か |
| 2014-04-24 Updated. |
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 国際社会の懸念をよそに核開発を続ける北韓は、寧辺（ヨンビョン）にあるウラン濃縮施設の拡張工事を終え、ウランを濃縮する遠心分離機の追加設置に着手した可能性があるとの見方が示されました。
これは、アメリカのシンクタンク、科学国際安全保障研究所（ＩＳＩＳ）が23日、今月7日の衛星写真を分析した結果として示したものです。
それによりますと、寧辺のウラン濃縮施設では、面積がおよそ2倍の広さに拡張された施設に外観上の変化がなく、去年8月から始まった拡張工事が終わり、内部で遠心分離機を含めた関連施設の設置作業を進めている可能性があるということです。
アメリカ科学国際安全保障研究所は、この施設で、軽水炉の燃料となる低濃縮ウランや核兵器の原料となる高濃縮ウランを製造する可能性があると指摘しています。
また、この研究所では、去年下半期から再稼動に入った5メガワットの原子炉の近くで、水が放出されていることが確認され、原子炉を冷却した水であるとして、原子炉が稼動していることを意味するとの見方を示しました。
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