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米国 「サード」の韓国配備を示唆
2014-08-22 Updated.
 
韓国を訪れているアメリカ国防総省のワーク副長官は21日、KAMD=韓国型ミサイル防衛システムの独立性を強調する一方、アメリカの終末高高度防衛ミサイル「サード(THAAD)」との相互運用性について言及し、サードの韓国配備を示唆しました。
これは、ワーク副長官が21日に記者会見して述べたものです。
このなかで、ワーク副長官は、「我々は、KAMD=韓国型ミサイル防衛システムが独立的かつ強力であることを希望する」と述べるとともに、KAMDがアメリカのMD=ミサイル防衛システムに編入されるのではないことを強調しました。
そのうえで、ワーク副長官は、「我々はアメリカのサードとKAMDが完ぺきな相互運用性を備えることを望んでいる。これらシステムを少ない費用で相互連係する方法があると考えている」と語りました。
サードとKAMDの完璧な相互運用を図るためには、「サード」を韓国に配備する必要があり、この発言は、「サード」を韓国に配備することを示唆したものと受け止められています。
「サード」は、高度40キロから150キロで相手のミサイルを迎撃する、アメリカのミサイル防衛システムで、6月にスカパロッティ韓米連合司令官が「サードの韓国配備を本国に要請した」と述べて波紋を広げていました。
アメリカ国防総省の高官が記者会見で「サード」の韓国配備に言及したのは初めてで、アメリカ国防総省が韓米連合司令部の要請を受け入れたものとみられています。
 
 
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