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獨外相 「北韓の同盟国の統一への抵抗が弱まる」
2014-10-31 Updated.
 
ドイツのヴァルター・シュタインマイヤー外相は31日、韓半島の統一に対する、中国、ロシアなど北韓の同盟国の認識が変わったとする見方を示しました。
これは、シュタインマイヤー外相が31日、ソウルで尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官と会談したあと、共同記者会見で述べたものです。
このなかで、シュタインマイヤー外相は、「北韓はますます孤立を深めているという印象を受けている。北韓の古い同盟国が韓半島の統一に対し、長い間、持ってきた抵抗も、以前ほど大きくないと思う」と述べました。
また、シュタインマイヤー外相は、「歴史は計画できるものではない。歴史が流れる過程で、予想もしなかったことがたくさん起きるため、唯一の方法は、信頼関係を築くことだ」としたうえで、「信頼構築の過程で、北韓が前向きにとらえているかどうかを観察し、もし前向きでない場合、速度を調整することが重要だ」と述べました。
記者会見で、尹炳世外交部長官は、「東西ドイツが互いに対話し、交流していたように、南北の間でも対話・交流が必要だ」としたうえで、「韓国も周辺国から統一に対する支持と理解を得ることが重要だ」と述べました。
両外相は、会談で、エボラ出血熱の広がりなど国際社会の懸案について意見を交わしたほか、両国間の貿易・投資の拡大に向けた方策について議論しました。
一方、シュタインマイヤー外相は31日午後、外交部で開かれた韓国・ドイツ外交政策諮問委員会に出席し、来月1日には、非武装地帯を訪問することになっています。
 
 
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