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中国と北韓指導者の動き 朝中関係改善の兆しか
2015-07-28 Updated.
 
中国の習近平国家主席が北韓と国境を接している遼寧省・瀋陽を訪れたことで、北韓への関係改善に向けたメッセージだという見方が出ています。
外交消息筋によりますと、習近平国家主席は27日、遼寧省・瀋陽を訪れ、東北部の旧工業基地の振興を強調し、遼寧省が進めている海外への開放政策をより積極的に進めるよう指示したということです。
習国家主席はこの9日前には、東北部の吉林省も訪れていて、このように立て続けに東北部を訪れるのは異例のことです。
これについて一部では、北韓に対する関係改善に向けたメッセージだという見方が出ています。
一方、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)第一書記は、休戦協定締結日の前日の26日、平壌で開かれた第4回全国老兵大会に出席し、祝辞のなかで、韓国戦争時の中国軍の支援に対して2度にわたって敬意を表しました。
また金第一書記は、休戦協定締結日の27日、平壌付近にある中国軍戦没者の墓地に花輪を贈りました。金第一書記は2年前にも、中国軍戦没者の墓地を参拝し、献花を行っていますが、最近、中国との関係が悪化してからは、初めてのことです。
これについて専門家らは、北韓の核実験や張成沢(チャン・ソンテク)氏の処刑などで急速に冷え込んだ中国との関係が、回復に向かっている兆しだと見てます。
 
 
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