| 北韓 金泳三元大統領の死去に反応なし |
| 2015-11-27 Updated. |
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 金泳三（キム・ヨンサム）元大統領の葬儀が26日終わりましたが、北韓から、弔意の表明や弔電などはありませんでした。
メディアによる報道もなく、26日に軍事境界線の板門店で開かれた南北当局者会談に向けた実務協議でも、言及はなかったということです。
北韓は2009年8月に金大中（キム・デジュン）元大統領が死去したときや、2009年5月に盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領が死去したときは、いずれも官営メディアで取り上げており、当時の金正日（キム・ジョンイル）国防委員長の名義で遺族に弔電を送っています。
特に、金大中元大統領が死去したときは、当時の朝鮮労働党の金己男（キム・ギナム）書記が率いる弔問団をソウルに派遣しています。
北韓が金泳三元大統領の死去について沈黙を続けているのは、金泳三元大統領が、在職中、北韓に対して強硬政策をとり、1994年に金日成（キム・イルソン）主席が死去した当時、韓国人の弔問を許可せず、全軍に非常警戒令を出したことなどが背景にあるものとみられます。
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