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核実験禁止条約当該国 国連で北韓糾弾の声明
2016-09-22 Updated.
 
ニューヨークで開かれている第71回国連総会で、北韓に核兵器と核プログラムの放棄を求める共同声明が採択されました。
国連の関係者が明らかにしたところによりますと、ニューヨークの国連本部で開かれたCTBT=包括的核実験禁止条約フレンズ外相会合に出席した当該国およそ40か国の外相たちが共同声明を発表し、国連の警告を無視して核実験を続ける北韓を一斉に糾弾したということです。
共同声明では、北韓は21世紀に核実験を行った唯一の地域だとして、もっとも強い言葉で糾弾するとともに、北韓が追加的な核実験を行わないことを要求し、国連安全保障理事会の決議と6か国協議の共同宣言義務の順守、すべての核兵器と核プログラムの放棄、関連活動を直ちに中断することなどを求めました。
さらに会合では、韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官が、「北韓の核は、現代のもっとも深刻で急迫した安保脅威である。時限爆弾のような北韓の核への野望をあきらめさせなければ、国際社会が後悔する事態を招きかねない」と発言したほか、アメリカ、日本、ドイツ、カナダ、オランダなど10か国の外相が北韓を非難しました。
CTBTは1996年に国連総会によって採択され、現在183か国が署名、166か国が批准していますが、核保有国を含む44か国の批准が完了していないため、未発効の状態です。
アメリカやイスラエル、イラン、エジプト、中国は署名はしていますが、議会批准が済んでおらず、北韓、インド、パキスタンの3か国は署名していません。
 
 
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