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医療ベンチャー企業「メディウェール」

#韓国技あり企業 l 2020-09-07

週間経済フォーカス

ⓒ Mediwhale

きょうご紹介した企業は、ソウル市麻浦(マポ)区にあるベンチャー企業、「メディウェール」です。「メディウェール」は2016年12月に設立され、人の眼球の最も内側にあって光を感じる透明な膜、網膜の撮影画像を分析して脳や心臓の血管疾患、つまり脳血管疾患と心疾患を予測するAI=人工知能プログラムを開発しています。

「メディウェール」が注目したのはディープラーニング技術です。ディープラーニングは人工知能が試行錯誤を経て自ら学習するもので、過去の診断データにもとづいて病気を診断したり、蓄積されたデータをもとに発症につながる要因を分析して治療に役立てたりと、医療の分野で幅広く活用されています。

「メディウェール」は、ディープラーニング技術を採用して、延世(ヨンセ)大学のセブランス病院と共同でAI診断プログラム「ドクターヌン」を開発しました。「ドクターヌン」は、目の奥を専用のカメラで撮影し、その画像を、10万件に上る過去の検査データをもとに分析し、眼の網膜にある黄斑という部分に異常が現れる病気、黄斑変性をはじめとする網膜疾患や緑内障など、目の病気の有無を判断します。正確度はなんと95%に上ります。

「メディウェール」の主力は、網膜の下の血管や組織の変化を観察して脳・心血管疾患を予測する技術です。従来の脳・心血管疾患の危険度検査は、ある程度進行してからでないと、発症を見つけられませんでいた。「メディウェール」の技術は、血管組織の些細な変化を捉え、脳・心血管疾患を予測するもので、AIによってのみ実現できる技術です。

「メディウェール」は、技術力の高さが認められ、ソウル市の優秀革新企業にも選ばれ、健康の分野で最優秀賞を受賞しました。また、世界の医学界の注目を浴びており、関連分野の著名な学者からの共同研究・開発の提案が相次いでいます。

「メディウェール」の目標は、AIにもとづく目の診断機器を近所の病院や健診センターに普及させ、誰もが簡単に検査を受け、早期発見ができるようにすることで、目標達成に向けて研究開発に励んでいます。


ⓒ Mediwhale

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