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ファーウェイ制裁強化で、韓国企業も影響受ける

2020-09-12

ニュース

ⓒYONHAP News

アメリカ商務省は、8月17日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に対する制裁のさらなる強化に踏み切りました。

新たな制裁措置は、外国のメーカーがアメリカのソフトや技術を使って開発、製造した半導体を、無許可でファーウェイに供給することを禁止しています。

アメリカは去年、半導体などの部品のファーウェイに対する輸出を禁じたほか、ことし5月には、アメリカと中国以外のメーカーがアメリカ製の装置で製造した半導体の販売も認めないことにするなど、制裁を強化しています。

今回の新たな制裁は、ファーウェイがアメリカの法律をう回してアメリカの技術を入手しようとしているとして、アメリカの技術を使った外国メーカーの製品であっても半導体などの提供を認めないとするなど、制裁の対象を拡大しました。

アメリカ商務省の関係者は会見で、「世界のどの企業であっても、ファーウェイのために働くならばアメリカの監視の対象になる」と警告しました。

世界の半導体業界を見ますと、ほぼすべてのメーカーが設計段階で、アメリカの回路自動設計ソフトウェアなどを使っています。

ファーウェイは来年初めまで生産を継続できる半導体チップの在庫を確保しているとされていますが、アメリカ商務省が許可を一切出さない場合、ファーウェイの半導体調達は完全に断ち切られる可能性もあります。

新たな制裁措置は韓国の半導体メーカーにも少なくない影響を及ぼすものとみられます。

韓国の三星電子やSKハイニックスもアメリカの回路自動設計ソフトウェアなどを使っていますので、アメリカ商務省の許可を得ずにファーウェイに半導体を供給することはできなくなります。

新たな制裁措置は、来週9月15日から適用されることになっていて、三星電子とSKハイニックスは、ファーウェイへの半導体チップの供給を停止する方針だということです。

三星電子のファーウェイに対する半導体チップの売り上げは、去年の時点でおよそ7兆3000億ウォンに上り、全体の売り上げの3.2%を占めています。

またSKハイニックスのファーウェイに対する半導体チップの売り上げは、およそ3兆ウオンで、全体売り上げの11.4%を占めています。

ファーウェイに対する半導体供給を停止すれば、売り上げが減ることは避けられません。

グローバル市場でのアメリカの支配力や影響力を考えると、アメリカの制裁措置を無視すれば、市場から締め出される恐れもあり、三星電子にしても、SKハイニックスにしても、新たな制裁措置を無視することはできないでしょう。

三星電子傘下の三星ディスプレイと、LGディスプレーも打撃が予想されます。

三星ディスプレイとLGディスプレーは、ファーウェイへの高級スマートフォン向けパネルの供給を停止する見通しです。

新たな制裁措置には、パネル関連の半導体も対象に含まれているためです。

三星電子とSKハイニックスは、ファーウェイへの半導体チップの供給についてアメリカ商務省に許可を申請していますが、少なくとも当分はアメリカ商務省が許可を出す可能性は低いでしょう。

三星電子やSKハイニックスの売り上げ減少は避けられないでしょうが、ファーウェイに代わる他の中国メーカーへの供給が、増える可能性もあり、売り上げの減少幅はそれほど大きくはないだろうとする見方もあります。

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