メニューへ 本文へ
Go Top

ライフスタイル

ヘムルパジョン(해물파전)

2010-05-05

ヘムルパジョン(해물파전)

ジョンは漢字で「煎」、前と火が組み合わせられていて、「前に置いて火で焼く」という意味。ジョンという言葉は以前から鉄板に食用油をひいて焼く料理の総称として使われ、それが今に至っている。
ジョンのなかで一番有名なのはビンデトクとパジョン。ビンデトクは貧(ビン)する者の餅(トク)、つまり貧しい人たちが食べる餅と呼ばれていたと、朝鮮時代の文献に記録されている。厚めに焼いた韓国式ピザだといえ、いまでは祝いの場や祭祀のときに出される高級な料理のひとつ。

主な材料 :
かき 20g、えび 20g、いか 30g、小ねぎ 70g、青とうがらし 1本、赤とうがらし 1本、たまねぎ 1/2個、こんぶ 5センチ角、小麦粉 250g、卵 2個、にんにくのみじん切り 小さじ1/2、ごま油 小さじ1/2、塩こしょう 少々。

ヤンニョム(味付け) :
つけだれ : しょうゆ 大さじ2、酢 大さじ1、砂糖 小さじ1、水 大さじ2、レモン汁 小さじ1/4、 にんにく汁 少々。


殻をむいたえび、わたを抜き5cmの長さに切ったいか、かきに、ごま油、にんにくのみじん切り、塩、こしょうで下味をつける。えびの殻はこんぶとともに煮てだしをとり、だし汁は冷ましておく。 殻をむいたえび、わたを抜き5cmの長さに切ったいか、かきに、ごま油、にんにくのみじん切り、塩、こしょうで下味をつける。えびの殻はこんぶとともに煮てだしをとり、だし汁は冷ましておく。
小ねぎはきれいに洗い、青とうがらし、赤とうがらしは細く斜めに切る。たまねぎは薄切りにする。小ねぎはきれいに洗い、青とうがらし、赤とうがらしは細く斜めに切る。たまねぎは薄切りにする。
小麦粉と冷ましただし汁を同じ分量で混ぜ、塩、こしょう、にんにくのみじん切りで味付けし、卵1個を割り入れ、生地をつくる。 小麦粉と冷ましただし汁を同じ分量で混ぜ、塩、こしょう、にんにくのみじん切りで味付けし、卵1個を割り入れ、生地をつくる。
よく熱したフライパンに油をしき、ねぎを生地にまぶし、フライパンに広げるようにして並べる。 よく熱したフライパンに油をしき、ねぎを生地にまぶし、フライパンに広げるようにして並べる。
味付けしておいた海産物を並べ入れ、卵1個をといて全体に回しかける。その上に、切った青とうがらし、赤とうがらしを飾る。味付けしておいた海産物を並べ入れ、卵1個をといて全体に回しかける。その上に、切った青とうがらし、赤とうがらしを飾る。
生地に焼き色がついたらひっくり返し、中火で中まで火を通す。つけだれを添える。生地に焼き色がついたらひっくり返し、中火で中まで火を通す。つけだれを添える。

☑ いかは皮をむかずに使ったほうが、いか特有の味と香りを味わうことができる。
☑ ヘムルパジョンに使う生地にはこんぶとえびの殻でつくっただしを使うと、より深い味が出る。
☑ ジョンを焼くときは火加減が大事。最初は強火でフライパンを熱し、材料をのせ、生地に焼き色がついてきたら中火にし、中まで火がよく通るようにするのがこつ!

生地に焼き色がついたらひっくり返し、中火で中まで火を通す。つけだれを添える。
ジョン・へジン: 韓国料理専門シェフ

パークハイアットソウル 韓食パート長
2007年 ソウル国際料理大会 韓食創作部門 金メダル受賞
2009年 マレーシア Battle of the chefs 個人戦 銀メダル受賞、団体戦入賞
2009年 韓国飲食業観光協会 韓国代表に任命

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >