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ライフスタイル

ソンピョン(송편)

2010-09-22

ソンピョン(송편)

ソンピョンは松の葉を敷いた蒸し器で蒸した韓国の餅のこと。旧暦のお盆、秋夕(チュソク)につくっていただく。農業が営まれてきた韓国には月を崇める風習があり、新米で半月の形をした餅をつくって福を祈願していた。18世紀、韓国の1年の歳事やしきたりを説明した「東国歳時記」に、「秋にソンピョンをつくって祖先を祭る祭祀に供える」という記録がある。

主な材料 :
(2人分)
基本材料 : うるち米カップ5、よもぎの粉40g、水カップ1と2/3、塩大さじ1/2、ごま油大さじ2


ヤンニョム(味付け) :
餡の材料 : ごま100g、砂糖40g、塩大さじ1/2
その他の材料 : 松の葉200g


うるち米を8時間ぐらい水につけて水気を切り、塩大さじ1/2を加えてミキサーなどにかけて粉にする。うるち米を8時間ぐらい水につけて水気を切り、塩大さじ1/2を加えてミキサーなどにかけて粉にする。
うるち米の粉とよもぎの粉を利用して、白と緑の2つの色の餅をつくる。白い生地は、うるち米の粉カップ2と1/2に熱湯カップ2/3を注ぎ、3、4分こねてつくる。うるち米の粉とよもぎの粉を利用して、白と緑の2つの色の餅をつくる。白い生地は、うるち米の粉カップ2と1/2に熱湯カップ2/3を注ぎ、3、4分こねてつくる。
緑色の生地は、うるち米の粉カップ2と1/2とよもぎの粉40gをよく混ぜ、熱湯カップ1を注いでこねる。 緑色の生地は、うるち米の粉カップ2と1/2とよもぎの粉40gをよく混ぜ、熱湯カップ1を注いでこねる。
ソンピョンの餡をつくる : ごまは弱火で炒った後ミキサーにかけ、砂糖と塩を加えて混ぜる。ソンピョンの餡をつくる : ごまは弱火で炒った後ミキサーにかけ、砂糖と塩を加えて混ぜる。
生地25gぐらいを手にとり、手のひらの上で薄い円形に伸ばす。 生地25gぐらいを手にとり、手のひらの上で薄い円形に伸ばす。
真ん中あたりを軽くくぼませ、そこに大さじ1/3ぐらいの餡を入れて半分に包み、ふちをきっちりと付ける。真ん中あたりを軽くくぼませ、そこに大さじ1/3ぐらいの餡を入れて半分に包み、ふちをきっちりと付ける。
手で2、3回軽くにぎりながら空気を抜き、形を整える。 手で2、3回軽くにぎりながら空気を抜き、形を整える。
蒸し器に松の葉を敷き、ソンピョンを並べ、松の葉で覆う。 蒸し器に松の葉を敷き、ソンピョンを並べ、松の葉で覆う。
蓋をして15~17分蒸す。 蓋をして15~17分蒸す。
蒸したソンピョンをごま油をたらした冷水に入れて取り出す。蒸したソンピョンをごま油をたらした冷水に入れて取り出す。
水気を切り、皿などに盛る。 水気を切り、皿などに盛る。

☑ 生地は熱湯を注ぎながらこねる。
☑ 生地は冷蔵庫にねかせておく。
☑ うるち米をこねるときは、よもぎの粉を入れるときより、加える水の量を少なくする。
☑ ソンピョンには煮た豆やはちみつで煮詰めた栗などを入れてもおいしい。
☑ ソンピョンをつくるときは何度か手で軽くにぎって空気を抜く。そうしないと蒸すときに裂けてしまうことがある。
☑ 蒸すときに松の葉を敷くと、ソンピョンに松の葉の香りが移る上、蒸し器の底にソンピョンがくっつかない。
☑ 蒸したソンピョンをごま油をたらした冷水に入れて冷ますと、ソンピョンにつやが出る。

水気を切り、皿などに盛る。
ソン・ドンジュ:

CJフレッシュウェー メニュー開発/コンサルティングパート 主席シェフ
CJ調理師教育専門/ 韓国料理のクッキングクラス担当

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