まさにジューンブライド、韓国の梅雨は7月なので今月も結婚式がたくさん行われる結婚式シーズンです。そこで今週も結婚式と関連した韓国の慣習をご紹介しましょう。まずは今日も留学生の山田君とお友達の金さんとの会話からです。
金さん 山田君、ほらこっち、こっち
山田君 金さん、遅くなりました。ボク、韓国の結婚式は初めてなんです。
金さん 受付に行ってお祝いのお金を渡して芳名録に記帳するでしょう、 それから式場にはいってお式を見て、友人の記念撮影のときに一緒に 記念撮影すればいいのよ。
山田君 分かりました。でも式場の席はどこに座ってもいいんですか?日本の 披露宴みたいに名札もないし
金さん 基本的には新婦の側か、新郎の側かで決まるの。私たちは新婦の友人だから、こっちね。
山田君 どうして分かるんですか?
金さん 新婦のお母さんと兄弟が一番前に座ってるでしょう
韓国の結婚式場、最近はホテルなどで行うときには日本のように丸テーブルがいくつも並んでおり、そこで食事をしながら式を見るということになります。その場合、テーブルの上に名札などは置いてありません。ですから空いた席ならどこに座ってもいいことになります。
但し日本と違い、新郎新婦の両親や兄弟など家族が一番前の席に座るので、一般の客はその後ろということになります。
また食事の会場と式の会場が別々のところもあります。結婚式場では結婚式の会場は正面に演壇があり、式はその上で行われ招待客は会場の真ん中、演壇までの通路の両脇に座ることになります。その際に、新婦の客は新婦の家族の座っている後ろに、新郎の客は新郎の家族の座っている後ろに座ることになります。これでだいたい新郎の客と新婦の客が分かるようになります。
というわけで韓国マナー、韓国では結婚式の会場でどこに座るか、根本的に自由に空いた席に座りますが、だいたいは新郎側、新婦側に分かれて座ります。