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ライフスタイル

緑茶の飲み方

2016-06-20

緑茶の飲み方
韓国に来て仁寺洞などに行くと、伝統茶屋で緑茶を飲むことができます。しかし日本の抹茶の飲み方とも違いますし、出てくる湯呑みの大きさも日本の湯呑み茶碗よりも一回り小さいものが出てきます。どんな風に飲めば良いのでしょう。ということで、それでは今日もまずは留学生の山田くんと、お友達の金さんの会話からです。

山田君   金さん、仁寺洞の伝統茶屋というのはいつ来てもいいですね。   なんだか気持ちが自然と落ち着いてきますよね。
金さん   何にしますか? 私は緑茶にしようかな
山田君   ボクは暑いので冷たい五味子茶(オミジャチャ)にします。金さんの緑茶セット、急須の他に、大小のお茶碗がたくさんでてきましたね。好きな大きさの茶碗を使えと言うことですか?
金さん   違いますよ。この一番小さな茶碗が飲むのに使うんです。残りはお湯を冷ますためのものです。


韓国の伝統茶屋に行って緑茶を頼むと、熱湯の入ったポットと緑茶、そして大きさの違う茶碗がでてきます。その中の一番小さいものがお茶を入れて飲む、湯呑み茶碗です。
ではその他の茶碗は何に使うかというと、ポットのお湯を冷ますのに使います。韓国の緑茶は60-70度くらいで入れるのが一番美味しいとされています。それでポットのお湯をそのまま急須に注ぐのではなく、一度湯冷まし用の器に注いで温度をさげてから、急須に注ぎます。

また韓国では緑茶を入れるときに、茶飲み茶碗にそのまま葉を入れてお湯を注ぎ、そのまま飲むこともあります。その際には、お茶の葉は下に沈んでいます。この方法で飲むためには、日本のようにお茶の葉をたくさん入れたりはしません。
本当にわずかの量を入れます。その結果、お茶の味はほのかに香りが漂う程度の日本茶に比べると非常に薄い感じのお茶になります。これが韓国式の緑茶の飲み方です。
ということで韓国マナー、韓国式の緑茶の飲み方ではポットや急須と一緒に出てくる茶碗の中で一番小さいものがお茶を飲むためのもの。少し大きな器はポットの熱湯を冷ますためのものです。お間違えの無いように。

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