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ライフスタイル

国旗掲揚 その1

2016-08-08

国旗掲揚 その1
オリンピックが始まりました。メダルをとった韓国の選手たちが表彰台の上にのり、韓国の国旗が上がっていくのを見つめています。万感が胸によぎることでしょう。そんなときの選手たちのポーズも日本とは少し違うところがあります。どこでしょうか。それでは今日も留学生の山田君とお友達の金さんとの会話からです。

山田君  オリンピックというのはいつ見てもいいですね。選手たちの活躍をみて                     
     いると胸がどきどきしますよ。
金さん  それで今朝も授業に遅刻してきたんですね
山田君  それにしてもいつも思うんですが、韓国では国旗の掲揚の際には皆、      左胸に手を当てるんですね
金さん  そうですよ。子供の頃から、うちの幼稚園児の甥っ子もそうしますよ      昔は映画が始まる前にも国旗掲揚の場面がでてきて映画の画面に向けて     立ちあがってそうしたものですよ
山田君  映画館でですか?!

昔は映画館では映画が始まる前には必ず国旗が画面に現れて、国歌が流れました。そしてその間中、観客は立ち上がり画面に向かい左胸に手をあてていました。また道路を歩いていても午後5時になると官庁で国旗の下降式が行われ、その間やはりじっと立ち止まり胸に手を当てていました。
1989年のノ・テウ大統領の時代にそのような決まりは無くなりましたが、でも何かの式典やスポーツ大会では国旗の掲揚、国歌斉唱の際には左胸に手をあてるポーズがとられます。
軍人の場合には左胸に手を当てるのではなく、国旗に敬礼をするようですが、一般の人は左胸に手を当てます。ですからオリンピックでメダルを取った韓国の選手たちは必ず、表彰台の上でこのポーズをしているはずです。
ということで韓国マナー、韓国ではオリンピックなどで選手たちは表彰台にあがると左胸に手をあてるポーズで上がっていく国旗を見つめます。これは普段から国旗掲揚の際に行われるポーズです。

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