3回目の「見た!韓国の素顔」は、
日本の伝統武道の一つ、合気道の普及に取り組む大韓合気道会会長、ユン・デヒョンさんです。
ユンさんのプロフィール:
かつての格闘技の韓国チャンピオン。
25年前に合気道に出会い、調和と愛を尊ぶ「教え」に深く感銘。
ソウルの新村の道場では、70人の弟子が稽古。 ユンさんを師と仰ぐ人たちが現在韓国に28の支部を作り、弟子は1000人。
ユンさんにとっての合気道とは?
「25年たった今も、真髄を極めていない。格闘技では勝つことに意味があり、チャンピオンになるのが目標。しかし、合気道の真髄は勝つことではなく、勝負しながら攻撃しないとの教えは、今なお得られていない」
日本の合気道を韓国でめるのは難しくなかった?
「合気道はお互いを助け合う精神。いいものはいいもの、韓国でも通用すると確信。いいものは、お互い取り入れるべき」
弟子にとって、ユンさんとは?
「韓国人が合気道を通して日本語を勉強したり、文化を知ったりして、こういう文化交流も あるだと感じ、やっていて楽しい。」
「男としてほれる!最後までついていきたいと思う!」
「先生はタイムスリップしたサムライみたいで、カッコイイ!」
奥さんの「シン・ミエ」さんにとって、合気道は?
「経済的に大変で、家を売り、車も売り、子供たちの教育保険も解約。
でも、今は幸せ!けんかも昔と違う。合気道は愛です!」
ユンさんの‘メッセージ’
友人をたくさんつくることが大事。合気道はすべてに応用できる。
合気道とは、相手を敵と見ることなく、自己発展、自己実現のパートナーと見るもの。
それは日本と韓国の関係!?