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旅行

屋内型の文化レジャーパーク、63シティー

2010-07-27

屋内型の文化レジャーパーク、63シティー

ソウルの汝矣島(ヨウィド)にはこれまで25年間、ソウルのランドマークとなってきた63ビルがあります。ソウル地下鉄5号線、汝矣(ヨウィ)ナル駅で降りて5分ほど歩いた所にある63ビルは、地上60階、地下3階建てで、高さ249メートルの超高層ビルです。外装に本物の金を混ぜてあるため、ビル全体が黄金のように輝いて見えます。63シティーとも呼ばれるこのビルには1日平均8500人あまり、延べ7千万人が訪れています。ソウルを一望することができる展望台をはじめ、水族館、3D映画館、ワックスミュージアムに、レストランやショッピングセンターまであって、子供も大人も一日たっぷり樂しめる屋内型のテーマパークです。

63ビルが一般に公開されたのは1985年7月。完成当時、このビルはアジアで一番高いビルでした。63ビルはビルの中とは思えないくらい広々としています。効率良く見て回るためのコースはオープン時間の午前10時に入って、まっすぐ3D映画館に向かい、40分後か80分後に始まる映画のチケットを買っておきます。それから、水族館の63シーワールドに行きます。シーワールドは1985年7月27日にオープンした水族館です。現在、約400種類、20万匹あまりの海や川の動物が飼育・展示されています。シーワールドの1階にはペンギンやラッコ、アマゾンの魚類などがいて、子供たちに大人気です。2階は公演のための空間になっていて、魚に餌をやるフィーディングショーや人と魚が一つになって泳ぐシンクロナイズショーなど、7種類のショーが繰り広げられています。

水族館を出たら3D映画館に戻ります。63アートホールという3D映画館には横22.5メートル、縦14メートル、6階建てのビルの大きさに匹敵する巨大なサイズのスクリーンと小さな音までリアルに再生する最先端の音響システムが完備されています。今、上映されている映画はワイルド・オーシャン。巨大なスクリーンから海の中の様子とアフリカの人たちの生活が生々しく伝わってきます。

次は蝋人形館、63ワックスミュージアムです。7月3日にオープンしたワックスミュージアムは世界的に有名なマダムタッソー蝋人形館に負けないくらい面白いスポットです。地下3、4階、1650平方メートルの規模の展示室には歴史の人物、スポーツスターなどを象って作られた70点あまりの蝋人形が展示されており、この他にも立体映像や自分の手を蝋人形のように作ってみることができるハンドワックスなどのコーナー、夏に一番人気がある恐怖体験館などが設けられています。

最後は63ビル自慢の展望台に上ってみましょう。63スカイアートホールと呼ばれる展望台に行くときは、分速290メートルで上る高速エレベーターがおすすめです。最近は63シティーのパッケージツアーに含まれているカップルのためのラブ・エレベーターもあって、展望台まで1分20秒間、2人だけでエレベーターに乗ることができます。恋の告白やプロポーズに最高のスポットです。ソウルで一番素敵な夜景が樂しめるスポットして知られる63スカイアートホールでは美術品の展示なども開かれていて、おしゃれな時間を送ることができます。また、午後8時にはファンタスティックショーも開かれ、華麗なショーで63シティーツアーを終えることができます。

夏の暑さは苦手だという方には、涼しいビルの中で充実した1日を送ることができる63シティーツアーがおすすめです。

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