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旅行

リニューアルオープンした韓国の大型書店の元祖、教保文庫光化門店

2010-09-28

リニューアルオープンした韓国の大型書店の元祖、教保文庫光化門店

1981年6月1日。韓国の大型書店の元祖といわれる教保(キョボ)文庫光化門(クァンファムン)店が5か月間の工事を経てリニューアルオープンしました。教保文庫光化門店は2,240平方メートルの店内に6万5千種類、50万冊の本が並べられており、これまで30年間、韓国人の知識倉庫の役割を果たし、韓国文化のシンボルにもなってきました。オンライン書店の登場で、売り上げが減ったとはいえ、年間1500万人が訪れ、1000万冊の本が販売されている教保文庫光化門店は、今年の夏、創立30年を迎えて「コミュニケーションする未来型の書店」というコンセプトでリモデリングされました。

小説、エッセイ、雑誌、漫画、健康などさまざまなジャンルの本、50万種類、およそ100万冊を保有している教保文庫。中でも、リニューアルオープンした教保文庫の一番の自慢は新しく設けられた三患斎(サムファンジェ)と九書斎(クソジェ)というコーナーです。朝鮮時代の有名な性理学者チェ・チホンの書斎と実学者のイ・トンムの書斎の名称でもある三患斎と九書斎は毎月、テーマを決めて社会的な有名人が推薦した本を展示してあるコーナーです。大理石の通路とは違って、木材のフロアと韓国の伝統的な雰囲気を活かしたインテリアが施された教保文庫の三患斎と九書斎は本が好きな人たちにとって理想的な空間になっています。

リニューアルオープンした教保文庫はデジタル書店を目指しています。電子ブックのコーナーには無料の無線インターネットが設置されるなど、最新のシステムが完備されていてその場で電子ブックをダウンロードすることもできます。今回のリニューアルで生まれたもう一つのコーナー、本の工房も関心を集めています。本の工房は電子PDFファイルでセーブされている、絶版された本や海外の書籍をその場で印刷できるデジタルデータ印刷コーナーといえます。また、自分が書いたものを本に作ってくれる、個人のための出版サービスもあって、作家を夢見る人にとっては夢を実現できる空間にもなっています。書店の片隅には特別なコミュニケーション空間も作られています。作家と読者の出会い、読書アカデミー、子供たちに童話の本を読んであげるなど、本を通じたさまざまなコミュニケーションが行われています。また、本に限らず、CDやDVD販売コーナーも充実していて韓国語を知らない外国人でも充分楽しむことができます。

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