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旅行

南山のふもとにある快適な宿泊施設、ソウル・ユースホステル

2011-04-12

南山のふもとにある快適な宿泊施設、ソウル・ユースホステル

大きなリュックを背負って世界各国を旅する人たちはできるだけ少ない費用でいろんな国を回りながら、観光だけではなく、その国の文化を体験したいと思っています。今日はこんな旅行客にぴったりの宿泊施設、ソウル・ユースホステルに行ってみましょう。

ソウル地下鉄4号線、明洞(ミョンドン)駅の1番出口を出ると、右手にソウルのシンボルといえる山、南山(ナムサン)に向かう道があります。その路地の先にある大通りを渡って南山のふもとに入ると、「ソウル・ユースホステルまで150m」と書かれた案内板があり、ここから続く坂道を10分ほど歩いていくとユースホステルが見えてきます。

ソウル・ユースホステルは南山のふもとにあるため、美しいソウルの夜景を楽しむことができます。ソウルのショッピングスポットとして知られる明洞から10分ほどのところで、建物の裏には南山、右手には東大門(トンデムン)が見え、清渓川(チョンゲチョン)、仁寺洞(インサドン)、南大門(ナムデムン)、光化門(クァンファムン)など、ソウルを代表する観光スポットからのアクセスも便利です。

旅行マニアの間ではかなり知られているソウル・ユースホステルは、2006年にオープンしたのですが、その建物は新しいものではありません。ここ、ソウル・ユースホステルの建物は韓国の近代史で2つの大きな意味を持っています。日本による植民地時代、ここは日本の統監府だった所で、韓日併合条約が締結された場所でもあります。その後、軍事政権の時代には現在の国家情報院の前身である中央情報部の本部として使われていました。国家情報院が瑞草区(ソチョグ)に移転した後、2006年、ソウル市はこの建物をリニューアルしてユースホステルをオープンすることにしたのです。

ソウル・ユースホステルは地下1階、地上6階建ての建物で、50の客室に、306人まで泊まることができます。ユースホステルのロビーには食事の後でコーヒーなどを飲みながらゆったりとできるカフェテリア、簡単な買い物ができるスーパーなどがあります。

ソウル ・ユースホステルの宿泊料金は1泊2万ウォンほどで、ユースホステル連盟に加入している会員はこれよりも安く利用することができます。宿泊料金は安くても、施設や設備は清潔で、とても便利です。建物の4階から6階までが客室になっていて広さは2人部屋から15人部屋までさまざまです。6階のドミトリールームは2段ベッドの10人部屋で、一人旅の旅行客の利用が多い客室です。同じく6階にあるビジネスルームはビジネスマンや新婚夫婦などの利用が多く、ダブルとシングルサイズのベッド、冷蔵庫、空気清浄機、テレビなどの便宜施設も用意されています。ビジネスルームの料金は6万ウォンほどで、3人まで泊まることができます。家族旅行にはファミリールームがおすすめです。ファミリールームはコンドミニアム・タイプの客室で、ベッドルームと布団を敷いて寝るオンドル部屋があり、応接室、簡単な料理ができるキッチンなどがあります。また、4階と5階には6人部屋と10人部屋のユースルームがあります。3階には最大120人まで入ることができる大会議室など5つのセミナー室があり、最新の音響システムと照明などが設置されています。

南山のふもとにあるソウル・ユースホステルの近くには最高の散歩コースがあります。南山タワーまで40分ほどかかるコースですが、朝早く、山頂なで登るとソウルの日の出を見ることができます。南山タワーまで行けないと人はユースホステルの7階、スカイカフェに行くとソウルの街並みを一望することができます。ソウル・ユースホステルにはカフェテリアだけではなく、4千ウォンで食事ができるレストラン、インターネットカフェ、卓球ができるコーナーなどもあって充実した時間を送ることができます。

旅行は好きだけど、費用が気になる人には最高の散歩コースと快適な憩いの空間があるソウル・ユースホステルをおすすめします。

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