メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

韓国軍 海上境界線の正当性を強調 金委員長の発言受け

Write: 2024-02-15 14:40:43Update: 2024-02-15 14:42:06

韓国軍 海上境界線の正当性を強調 金委員長の発言受け

Photo : YONHAP News

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が、韓国が南北の海上境界線と位置づけるNLL=北方限界線を認めず、NLLの南側にある韓国の延坪島(ヨンピョンド)と白翎島(ペンニョンド)付近の海域で、戦闘態勢の強化を指示したことについて、韓国軍は、NLLの正当性をあらためて強調しました。 
 
合同参謀本部のイ・ソンジュン広報室長は15日、国防部の定例会見で、北韓の金委員長がNLLを無視する発言をしたことについて、「NLLは、韓国軍の不変の海上境界線だ」と強調しました。
 
韓半島西の海、西海(ソヘ)のNLL付近で、北韓が挑発をしかけてくる可能性については、「韓国軍はいかなる挑発にも断固として対応する」と述べました。
 
NLLは、韓国戦争休戦後の1953年に国連軍が韓半島の西側と東側に設定した韓国と北韓の間の海上の軍事境界線です。

北韓は西海のNLLより南側に独自の「海上軍事境界線」を定め、NLLは無効だと主張しています。
 
北韓は、NLL付近で、先月5日から7日にかけて海岸砲の射撃も行っています。
 
これに関連して、統一部の金暎浩(キム・ヨンホ)長官は、今月9日に行った読売新聞とのインタビューで、4月の総選挙と11月のアメリカでの大統領選を前に、北韓がNLLの周辺海域で局地的な挑発をしかけてくる可能性が高いという見方を示しました。
 
一方、アメリカ国務省で北韓の人権問題を担当するジュリー・ターナー特使が今月12日から22日の日程で日本と韓国を訪問していることについて、北韓は15日、「アメリカの不法無道な北韓敵視政策の執行」を担っていると非難し、「ターナーのような人間のくずに無慈悲な懲罰の鉄ついを下す」と威嚇しました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >