韓国の男優申栄均（シン・ヨンギュン、82）さんが韓国映画の発展のために500億ウォン相当の財産を寄付することを明らかにしました。
医者出身の申栄均さんは1960年に「やもめ」で映画界にデビューして以来、およそ300本の映画に出演し、韓国のアカデミー賞といわれる大鐘賞を3度受賞するなど、1960年代と70年代の映画界を代表する男性俳優です。
申栄均さんは4日、自身が所有しているソウルにある映画館をはじめ、韓国最大の映画博物館である済州シンヨン映画博物館のおよそ500億ウォン相当を映画界と文化芸術界に寄贈すると発表しました。
500億ウォンは映画俳優が映画発展のために寄付する金額としては最高金額で、申栄均さんは5日に記者会見を行い、詳しい内容を明らかにする予定です。