ともに民主党の朴釘(パク・ジョン)議員が、国政監査資料で北韓の鉱物資源の潜在的価値が韓国の15倍に相当すると主張しました。
朴議員が韓国鉱物資源公社から入手した資料によりますと、北韓の鉱物資源の価値を物価を考慮した経常価格に換算した金額は去年3790兆ウォンと、248兆ウォンの韓国の15倍に達するということです。
また資料を分析すると、北韓は国土のおよそ8割に鉱物資源が幅広く分布しており、特にマグネサイトは、埋蔵量で世界3位に相当する60トン、黒鉛の埋蔵量は200万トンに達すると推測されると説明しました。
朴議員はまた、外国企業が北韓と締結している投資契約は主に中国に集中されており、韓国は2000年の南北首脳会談以降北韓の鉱山について現地調査を開始しましたが、北韓が2010年3月26日に韓国の哨戒艦「天安」を沈没させたことに対する対応措置として 政府が同じ年の5月24日に打ち出した対北韓制裁措置により調査が中断されていると付け加えました。