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国際

キム世銀総裁が辞任 任期3年以上残し

Write: 2019-01-08 11:14:33Update: 2019-01-08 11:23:55

キム世銀総裁が辞任 任期3年以上残し

Photo : YONHAP News

世界銀行のキム・ヨン総裁(59)は7日、2月1日付での退任を発表しました。
任期を3年以上残しての退任となります。
キム総裁は現地時間の7日、「貧困対策などを扱う総裁職を務めたことは非常に光栄なことだった」との声明を発表しました。
退任後は、開発途上国への投資を専門とする企業に参加するということです。
キム総裁は、オバマ政権時代の2012年、アジア系アメリカ人として初めて世界銀行の総裁に就任し、2017年に再任され、2期目の任期が2022年6月末となっていました。
後任はブルガリア出身のクリスタリナ・ゲオルギエバ最高経営責任者(CEO)が暫定的に代行するということです。
キム・ヨン総裁は1959年にソウルで生まれ、5歳の時にアメリカに移住しました。ハーバード大学で医学博士などを取得し、WHO=世界保健機関で途上国のエイズ対策や公衆衛生の普及などに取り組んでいました。
世界銀行総裁は、最大出資国であるアメリカにより指名されるのが慣例となっていて、次期総裁人事については、トランプ大統領が大きな影響を与える可能性がありますが、アメリカが世界銀行に対して強い影響力を行使していることに不満を持つほかの加盟国の反発もあり、「波乱含み」になる懸念があると、ウォールストリートジャーナルやAP通信などは報じています。

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