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政治

韓中首脳 「韓半島の平和に向けて、対話の加速化を」

Write: 2019-06-27 19:07:30Update: 2019-06-27 20:04:04

韓中首脳 「韓半島の平和に向けて、対話の加速化を」

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領はあすから大阪で開かれる G20サミットを機に、中国の習近平国家主席と27日午後、大阪市内で首脳会談を行い、韓半島の完全な非核化と恒久的な平和定着に向けて、対話プロセスをさらに加速化させていくことで合意しました。
文大統領は、28日から2日間の日程で大阪で開かれるG20サミットに出席するため、27日午後、関西国際空港に到着し、韓中首脳会談のため、早速大阪市内のウェスティンホテルに向かいました。
会談で文大統領は、習主席と主に韓半島問題について議論し、特に今月20~21日に北韓を訪れ、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と会談した習主席から、訪朝結果について詳細な説明を受けました。
習主席は、説明の中で「金委員長の非核化への意志は、変わっていない」とした上で、金委員長には韓国と和解・協力する用意があり、対話を通じて問題を解決することを望んでいることも明らかにしました。
文大統領は、「習主席の訪朝は、韓半島の完全な非核化と恒久的な平和定着に貢献するだろう」と感謝の意を伝えたあと、今後も中国が前向きな役割を果たすことを求めました。
これに対し、習主席は、「韓半島情勢をさらに進展させるため、中国も引き続き、建設的な役割を果たしていく」と述べ、韓半島の平和定着に貢献していく考えを強調しました。
また、「3回目の米朝首脳会談が開かれることを期待する」とした上で、両者が柔軟な姿勢を示すことを望むと述べました。
続いて、両首脳は、去年1年間、両国間の貿易や投資が過去最高を記録するなど、交流や協力が拡大していることを評価し、今後もさまざまな分野で実質的な協力を強化していくことで一致しました。
また、両国関係のさらなる発展のために、習主席の早期の訪韓が必要だという点でも合意しました。
両首脳が会談したのは、これが5回目で、去年APEC=アジア太平洋経済協力会議にあわせて首脳会談を行って以降、およそ7か月ぶりでした。
文大統領の訪日は、去年5月の韓日中首脳会談のため東京を訪れて以来、2度目となりますが、ホスト国の日本との首脳会談は、「徴用工問題」などで見送りとなっています。

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